皆様こんにちは。
今回は、チラシのデザインがどれだけ重要かということで
飲食店様を例に、チラシ独自の効果や作成のコツ等、含めたお話をします。
現在チラシを検討されていない方も、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
グルメポータルサイトでチラシが不要?
情報をWEBで調べることが多い今の時代、特に飲食店様の広報においては
グルメ情報サイト等の利用が一般的になりました。
必要な情報は決まったフォーマット上へ登録するだけで予約フォームも用意でき、とても楽です。
そのため集客にはチラシ・フライヤーなど不要と考えている方も多く
「どうせ捨てられるだけでしょ?」
「利用者の多いネットで十分」
「印刷代もかかるしネットの方がコスパいいよね?」
という言葉もよく耳に(目に)します。
実は「刺さる」紙のチラシ
紙で手を切った...という話ではなく、実は紙媒体チラシはとても効果が高いんです。
よくできたサイトの反応率が通常1%目安のところ
なんと手配りチラシに対する反応率は3~4%まで上がります。
ぱっと見で全体が伝わる(一覧性の高い)チラシは、配布時のコミュニケーションも発生しやすく
ツールとして配布後の効果持続も見込めます。
ビジュアル面でも認知からのアピール性がとても高く、ローカルの集客にはうってつけです。
リピートにも役立つ紙チラシ
紙チラシの集客力は、配布時や直後だけでないのが魅力です。
宅配ピザやファストフードのクーポン付チラシ、もちろん取っておいてますよね?笑
最近はウェブ配布のクーポンも多いのでそちらを利用される方が主流なのかなとも思いますが
それは日頃の利用モチベーションが高い為です。
ポスティングのチラシを目にし、「あ、食べたいな」と思い出すこともあります。
これは私の友人の友人である私の話ですが、近所の焼き鳥屋さんのメニューチラシをずっとキッチンに置いてます。
結構な頻度、電話注文でお持ち帰りの焼き鳥を楽しんでいます。
紙一枚でリマインド・メニュー提示・注文窓口まで、当たり前だけどすごく便利です。
デザインは無駄に高い?
ここまででチラシの有効性についてお伝えしましたが、デザインについてはいかがでしょうか。
「デザイン頼むと高いんでしょ?」
「ワードでささっと作ればいいかな」
と思われる方も多いかなと思います。
実際に、印刷枚数が少ないほど総額の中でデザイン代が目立ちます。
それが外的コストと考えれば削りたくなるのも本音です。
そこで、次のことを考えてみましょう。
デザインの必要性
それでは、まずはこちらを想像してください。
●あなたは洋服の購入目的で最近出来たショッピングモールに向かいました。
●あなたは魅力的な店舗を発見し、その店舗で運命の1着と出会いました。
・・・シンプルですが、ここに「デザイン」があります。
" ショッピングモールで魅力的な店舗を見つけた "方法はなんだったでしょう?
「外から見てなんとなく趣味の合う服がありそうだった。」
というのが一番想像しやすいですよね。
それは、ショッピングモールが、陳列商品やブランドが見えるよう「デザイン」されているからです。
この場合は、店舗設計も陳列商品も「デザインチラシ」と同じ役割を持っています。
おいしい料理を提供できるお店が、食べたことのない人にどう伝えればいいでしょうか。
モール的な考え方をした場合、店先の見栄えでは、ポスターを貼ったりタペストリーを設置したり等も効果的です。
では、日ごろその場所を通らない方にはどう伝えられるでしょうか。
お知らせプリントのようなチラシを配っても、おそらく大多数の人には響きません。
お店の魅力や価値を伝える「デザイン」を加えたチラシが重要だと思いませんか?
デザインチラシのコスパ高い説
「チラシは有効、OK。デザインは必要、OK。でも費用が高い?」
と思いきや
実は、広告単価という意味では圧倒的に「チラシ」がお得です!
例えば余計なお金がかかるイメージのある「デザイン」を加えたチラシですが
デザイン費・印刷代合わせて30,000円で1000枚のA4チラシを作成した場合(弊社参考価格)
なんと、1枚当たりの広告費用は30円です!
対して、ネット広告やグルメサイトの費用について
利用者数は多いですが、実質のターゲットは来店圏内の方ということになります。
システム利用料に加え割引キャンペーンやポイント利用の手数料、また、サイト内広告の出稿料など
加えて継続することが前提ですので、手軽と思いきや数万円からのランニングコストと手間がかかります。
その他弊社でも全国向けに展開しているシンプルなネット広告も、1クリック数百円かかる場合もあります!
さらに調査や設定がまたなんと面倒なこと...
費用もさることながら、手間というところでもなかなかのコストです。
グルメサイトなどページを見ての来店率は平均1%です。
単純な計算にしてしまいますが、たとえば顧客単価がランチ1,500円の場合
10万円かけたウェブ集客で5,000人がお店情報を閲覧、1%の50人が来店しても売上7.5万円では、費用対効果は75%。
対して3万円で1,000枚のチラシ、反応率3%の30人で4.5万円の売上、額とボリュームは少ないですが費用対効果は150%です。
デザインチラシ、断然コスパ高いです。
結論:デザインとシチュエーションで訴求力は大きく変わる
一般的なポスティング・折り込みチラシの場合、業種にもよりますが反応率と呼ばれる数字はほとんど1%未満です。
これはチラシを見た方の中で、サービスを求める相手が1%未満ということになります。
例えば、よく見る不動産や新車などの高額商品では、広告に50万円かけて10,000人に1人でも、数百万からの売上で十分効果が高いです。
そのため、そういった広告を私たちが見かける機会が多いというわけですね。
しかし飲食店や回転率重視のサービスにおいてはそうもいきませんので、もう少し効果を上げたいです。
そこで、訴求力を高めるためのデザインをします。
飲食であれば
・オススメ料理の写真を大きく載せる
・価格帯の分かるようメニューを載せる
・ジャンルの分かるイラストを入れる
等、簡単にイメージできる、見かけたことがある内容ではないでしょうか。
これは、その料理、その価格帯、そのジャンルを求める相手に向けたデザインのセオリーということですね。
ちょっと話が逸れますが、私は加熱式タバコを吸っています。
最近は禁煙のお店も多く、飲食ビル等の場合、共用の喫煙所があったりしますよね。
そのスペースで先日見かけたのが「喫煙可能店マップ」というタイトルの折りフライヤーでした。
禁煙店、喫煙所、喫煙可能店マップ... 刺さる...!
目的を持った相手に、提供可能なものを知らせる事が最も効果的で、繁華街の声掛けも近い話です。
・「ご飯を食べてもらいたい」「会合に使用してもらいたい」ダイニングなら近隣のオフィスにチラシを配布する
・「夜を楽しんでもらいたい」「非日常的空間を提供したい」バーなら、セレクトショップにフライヤーを設置委託する
等、お店の雰囲気や求める客層に合わせたシチュエーションはたくさんありますので
そこで目に留まる・興味を引く・手に取るキッカケのあるチラシがあれば、確実に効果は高まります。
効果のあるデザインチラシ作成をカンタンに
ここまでチラシの有効性とデザインの重要性についてのお話についてお読みいただきありがとうございます。
「チラシ」という単語は無差別で不要物のような響きのため誤解されていますが
ネットが当たり前の時代でも、紙にしかできない役割はたくさんあります。
「チラシを使ってなかった」方も、「そもそもチラシの作り方がわからない」方も
この機会に、トコトン印刷でデザインチラシを作成しませんか?
「原稿の作り方がわからない」・「どんなチラシを作るか思いついていない」というお客様でも
担当者がトコトンサポートいたしますので、ぜひお問い合わせください。